今年は長めに春期休業をとり、コロナ禍で延び延びになっていたイタリア視察へ行ってきました。
滞在期間は8日間。パルマを拠点にエミリア=ロマーニャ州とその周辺を巡りました。働いていたコロルノの店Al Vedelでは、最新の生ハム設備や輸出事業などについて話を聞き、レストランでは黒豚を使ったサラミや長期熟成のクラテッロなど、ワンランク上の生ハムを堪能しました。また、ジベッロにあるクラテッロ博物館(Museo del Culatello)を訪問し、クラテッロの歴史や環境についても学ぶことができました。そのほか、リグーリア料理やウンブリア料理など、郷土料理を新しいスタイルで提供する店を訪れ、若い世代のアイディアに刺激を受けました。
今回の視察で学んだことを活かし、4月以降のメニューに取り入れていきたいと思いますのでお楽しみに…。
旅行記については、Instagram(culatellino2013)で公開しています。ご興味のある方はどうぞ。