《クラテリーノ》は、イタリア好きの夫婦が営む小さなイタリア料理店です。店名は、イタリア修行で最も長く働いていた店の伝統メニューであり、 イタリア生ハムの王様として知られる「Culatelloクラテッロ」に由来しています。
当店は、在日イタリア商工会議所が認定するAQI(イタリアンレストラン品質認証マーク)を取得しています。これは、イタリア料理の伝統的なレシピを遵守し、イタリアの文化とホスピタリティーをお客様にお伝えする努力をしているイタリアンレストランに対し、在日イタリア商工会議所がその品質を認定するものです。
CUOCO/料理担当:
滋賀県生まれ。大学卒業後、営業マンを経て料理の世界へ。調理師学校を経て、滋賀・草津市のイタリア料理店に勤務後、ictによるイタリア料理研修に参加。その後は約9年間で10軒のレストランで修業し、イタリア各地の料理を学ぶ。そのうち最も長く勤務したパルマ郊外のレストラン《Al Vedel》は、イタリアハムの王様として珍重される生ハム「CULATELLO DI ZIBELLO/クラテッロ ディ ジィベッロ」の生産者の直営店であったため、その製造技術とレストランでの提供の仕方を学ぶ。同店ではプリモシェフを長く務め、伝統の詰め物パスタから創作パスタまで幅広いメニューを提供。どんなに高級な店でもその原点には常に伝統料理があることを感じ、日本にもっとイタリアの伝統料理を広めることを目標にする。帰国後は日本の気候で生ハムの試作を繰り返し、生ハムの熟成が整った2013年夏、地元の草津市で《クラテリーノ》をオープン。
CAMERIERA/サービス担当:
長野県生まれ。実家は食堂を営み幼い頃から飲食業に関わる。大学でイタリア語を専攻。在学中にトスカーナに語学留学、旅行でイタリア各地を巡る。卒業後は長野でイタリア輸入食材およびピッツァ・チーズ関連商材を扱う会社に就職、イタリア食文化の広報等に携わる。出張先のパルマでレストラン≪Al Vedel≫に立ち寄り、そこで知り合った日本人コックの縁で渡伊、カメリエーラ(ホールサービス)として約3年間働く。帰国後は滋賀・近江八幡市のイタリア料理店でサービスに従事。イタリアの生ハムや郷土料理に関するイタリア語資料の翻訳なども行い、料理の説明やホームページなどでイタリア食文化を伝えている。